神輿洗神用水清祓式四条大橋・宮川堤での神輿洗神用水清祓式などの神事、儀式、鉾建てから始まった7月10日、神々が社を出て、町に鎮座する一週間の「準備の総仕上げの始めの日」となる「the 10日 of July」を点描する。
(1週間とは、「神幸祭、先祭、おいでの7月17日」から「還幸祭、後祭、おかえりの24日」を指します。)
 

四条通りを東へ、八坂さんへ

四条御旅所は、静かに時を待っている。 7月17日の神幸祭に八坂神社からの中御座、東御座、西御座の神輿が渡御し、24日の還幸祭までとどまる場所。
寺町の四条御旅所は、静かに時を待っている。
7月17日の神幸祭に八坂神社からの中御座、東御座、西御座の神輿が渡御し、24日の還幸祭までとどまる場所。

 

日本神話語り奉納

午後1時、八坂神社舞殿では、芸能にも長けた宗教家大徳寺昭輝氏
が古事記の一節を八坂の神に読み上げ奉納。
今年で第九回目というから大変新しい奉納行事だ。
読むだけではなく狂言、舞などの要素も入っているようで、古典芸能的に楽しめる。

本殿も設え

午後2時頃、本殿大屋根から一斉に放水が始まった。晴天ながら、猛暑の夏の境内を打ち水できよめ、これから始まる神事の参拝者、参加者に涼しさでもてなすお気遣いでもあろうか。
地上の放水銃からも水が放たれ、青空に水滴が輝き、清々しいひとときでお持てなしを受けたようだ。


真新しい奉納幕がかけられ

さて、今日のメインイベントを待つばかりです。