難を逃れる
中国の戦国時代(前403〜前221)斉の孟嘗君が讒言にあい、秦の国を逃れて中国の古い関所、函谷関に着いた時、家来に鶏の鳴き声をまねさせたところ関門が開き難を逃れたという故事に因む。
真木(しんぎ)
芯棒ともいわれ、上から鉾頭(ほこがしら)、大幡(おおばた)、天王人形(孟嘗君)、関、角幡(かくばた)、榊(中央に金幣)、しゃぐま垂れ、網隠し(あみかくし)の装飾。

使われる縄の総延長は5,6千mに及び、丸く束ねられた縄を一旦解いて、作業がしやすくなるように往復運動による束ね方に直され、木槌で叩いて部材の角に馴染ませながら縄絡みを施す。


平成26年は、台風10号が近づく中の鉾建てとなった。