午後6時「奉告祭」終了後、神輿三基のうち二基を舞殿に据えます。
その内一基(中御座)を舁き、列の前後を松明で照らし、
鴨川四条大橋の上まで行き、神輿を清める儀式を行ないます。
鴨川に向かう中御座神輿の前に、「道調べの儀」と呼ばれる大松明の練りがあります。
文字通り中御座神輿の行く道を清め祓う儀式です。
四条大橋の上は、輿丁と観衆に埋め尽くされます。
夜空を照らす聖火のように、大松明は掲げられ、回されます。
道調べの大松明が境内に戻ると、神輿が四条大橋をめざし、
神輿洗い式のあと、午後8時30分頃境内へと還ります。
拝殿回し、本殿前差し上げとすすむと、
神輿に名残を惜しむかのように輿丁のボルテージが上ります。
来年の祇園祭での再会を誓う観衆の姿
なかなか立ち去れない人もいるようです。
祇園祭 神輿洗い式
八坂神社
京都府京都市東山区祇園町北側625番地
075-561-6155
http://www.yasaka-jinja.or.jp/