明24日の還幸祭を前に、八坂神社御供社で23日14時より執り行われる。

DSC_8253

 

 正式には「オハケ清祓式斎竹建」という神事である。

 

27e84184
三条会商店街のアーケードの中にある、
八坂神社境外末社 又旅社(八坂神社御供社)
(オハケの建てられる前の普段の様子)

 

「オハケ」は鳥居に向かって右側に、幅7尺奥行2尺に芝を敷き、
中心に3本の御幣を立て、四隅に斎竹が建てられる。
清祓い後、オハケは本殿に移され、明朝挿される。

 

DSC_8252

 

三本の御幣は、中御座・東御座・西御座の祭神の依り代となるもの。

 

DSC_8250DSC_8244-001

 

この芝は、祇園御霊会の行われた神泉苑の水辺を表しているといわれる。
祇園社よれ差し向けられた神輿がこの辺りに留まり、神饌を行ったと伝わるところである。

 

神官によると、この日のために、特別に育てられている芝だという。

 

還幸祭の神輿渡御の順路にある「御供社」、ここが祇園祭発祥の地なのである。