明24日の還幸祭を前に、八坂神社御供社で23日14時より執り行われる。
正式には「オハケ清祓式斎竹建」という神事である。
三条会商店街のアーケードの中にある、
八坂神社境外末社 又旅社(八坂神社御供社)
(オハケの建てられる前の普段の様子)
「オハケ」は鳥居に向かって右側に、幅7尺奥行2尺に芝を敷き、
中心に3本の御幣を立て、四隅に斎竹が建てられる。
清祓い後、オハケは本殿に移され、明朝挿される。
三本の御幣は、中御座・東御座・西御座の祭神の依り代となるもの。
この芝は、祇園御霊会の行われた神泉苑の水辺を表しているといわれる。
祇園社よれ差し向けられた神輿がこの辺りに留まり、神饌を行ったと伝わるところである。