長刀鉾保存会(京都市下京区長刀鉾町)は、7月17日の前祭(さきまつり)の山鉾巡行で先頭を行く長刀鉾に乗る稚児に同志社小3年小林勇太朗君(8才)を選んだ。


勇太朗君はさかいだに幼稚園副園長小林育朗さんの長男。
禿は同小3年大岩勇仁(たけひと)君(建築設計事務所経営大岩英記さんの長男、9才)、立命館小3年伊東諒君(工務店経営伊東忍さんの長男、8才)。

長刀鉾は山鉾33基で唯一、人形ではない生(いき)稚児が乗り、稚児は巡行中「太平の舞」を披露して京の町を清める。
稚児や禿は祭りの無事を祈願する「お千度の儀」(7月1日)などを経て山鉾巡行(7月17日)に主役として臨み、疫神社夏越祭(7月31日)まで大役を果たす。