かつての南座、北座が神輿洗いからの帰りをお迎えしたことから始まった祇園萬灯会(ぎおんまとうえ)のおむかえ提灯。
いま、八坂神社から市役所へ河原町通りを北上し、市役所へ向う。八坂神社での神輿洗い後の奉納舞踊に先立ち、市役所前広場でも鷺踊りと赤熊(しゃぐま)、祇園踊り、小町踊りの3つが披露された。3、4歳赤熊ちゃん達はこの日八坂神社と京都市役所を往復し、その間に踊り、夜8時石段前で神輿洗いから帰った大男達を待ち迎え、10時頃奉納の舞いを演じたのである。
こども達を追っかけてみて神輿、山鉾に熱狂する男達以上に緊張の面もちをで一日をがんばった姿に感動!
その祇園萬灯会行列の終着のころ、神輿洗いの中御座の先陣の大松明を持ち四条大橋の上で立て、回す、「道しらべ」に出てゆく駕輿丁と四条通りで合い向かう形となった。ガツンがつんと「ホイット、よいっと」。コンチキチン、しゃなりと娘さん、こども達。姿も音も表情もすべて対称形ではあるが、互いに尊敬の念を交しているかのようだ。