祇園祭山鉾 荒縄の芸術 祭りのハレの空気が、夏の京の大路小路を取り巻こうとしている。 他所行きの顔になる前の、その化粧前の支度である。 前掛け胴掛け見送りなど、豪華な懸装品を纏う前の骨組み、それを支える「縄がらみ」が見られる。 宵山や山鉾巡行では多方が見えないところだ。着物で言えば長襦袢の紐かもしれない。 深い間柄にならないと、見せてはもらえないものが、鉾建ての日にはみれるのである。 祇園祭 | 2012年7月9日 | 鉾建て | 祇園祭2012 | « 三若神輿会の吉符入り お迎え提灯の準備に大わらわ/八坂神社 »