祇園祭

～祗園祭の振動、音、触感、視覚を最先端バーチャルリアリティー技術で疑似体験～

立命館大学は、祗園祭の山鉾巡行の超高精細CG、巡行時の振動や音、懸装品の触感などを最先端バーチャルリアリティ技術で疑似体験できる「デジタルミュージアム」研究プロジェクト※の作品11点を、7月13日（土）～18日（木）まで、立命館大学朱雀キャンパスにて展示・一般公開いたします。

今回は、研究プロジェクトの主なテーマである「京都祇園祭の山鉾行事」をメディア情報処理技術（特にバーチャルリアリティ）で再現・保存する研究の中で生まれた作品について、一般の方々に公開し、生きた技術として体験していただくことを目的として展示を行います。
　

会場には、山鉾巡行の振動や音を仮想空間で体験できる作品や、山鉾の懸装品の表面の凹凸の触感をデジタル技術でバーチャル体験できるシステム、そして船鉾、大船鉾の再現CGなどが展示されます。
子どもから大人まで幅広く、祗園祭を疑似体験していただける展示企画となっています。ぜひ、ご来場ください。

展示内容の詳細　/ 展示内容の動画

■開催期間：2013年7月13日(土)～7月18日(木)　　　10:30～17:00
■開催場所：立命館大学朱雀キャンパス1F ロビー
■入 場 料：無料
■主　　催：立命館大学
■お問い合わせ先
立命館大学リサーチオフィス（衣笠）（担当：石間、池田）
TEL:075-465-8476

染・清流館　～染色専門美術館／京都～
京都で誕生した世界で初めての「染色専門美術館」。
染・清流館は、染色アートを世界に発信することを目的として誕生した美術館です。
京都を拠点に活躍する染色作家の数多くの作品を所蔵し、様々な展覧会やイベントを通して公開しています。祇園祭の鉾町にあって、祇園祭展と題する企画は、その文様に一見の価値が窺えます。

 祇園祭の山鉾行事が、ユネスコの無形文化遺産に登録されたのは2009年 である。奇しくも、その年に、第１回祇園祭展が始められた。
毎回選抜した５名の染織作家の方がたに、お願いして「鉾の辻」の近くにある、世界でも類を見ない染色作品専門の美術館「染・清流館」で祇園祭展を開催してきた。企画・監修の役目の上、毎回出品するのは、少し厳しかったが約束した責任の５年が来た。この５年間は、ぼく自身が祇園祭を染色 作品にすることに夢中になって、「祇園祭展」全体をうまく運営できたとは 思えないが、染色の祇園祭展が、なんとか定着したように思う。
2015年からは、内藤英治さんにも、企画にはいってもらい、第２期の祇園祭展が始まる。
充分に納得してもらえる展覧会にするため、工夫してきたが、皆さまの御意見・御指導を、これからも、よろしくお願いする次第である。　　　　田島征彦（染色家）

井隼 慶人／大谷 千恵 ／加藤 由起
久保田 繁雄 ／ 栗原 知枝 ／ 田島 征彦
内藤 英治 ／ 廣重 　明

■開催日時：2013/6/22～7/28　10:00～18:00
休館日／月曜日
■開催場所： 染・清流館       京都市中京区室町通錦小路上ル山伏山町550-1　明倫ビル6階
■入 館 料：大人300円 学生200円
■お問合せ：075-255-5301
■URL    　：http://someseiryu.net/index.html

水無月の夏越祓いで多くの神社で行われた「茅の輪」くぐりを逃した方に朗報

7/13 から宵山に、室町通蛸薬師下る 山伏山町家に出向くと・・・・・蔵前の「茅の輪」がくぐれます。

山伏山は、東山法観寺の八坂ノ塔が傾いたとき、浄蔵貴所が法力によって真直にもどしたという由縁の山です。
御神体人形は浄蔵貴所が修験者となって大峰入りする時の姿をあらわし、顔はひのき材で芸術性の高いものだそうです。山伏の装束は聖護院本山派の本格的なものを着け、髪の毛は人毛が使われています。腰に法螺貝（ほらがい）を下げ、肩に斧を担いでいます。この山は飾房をたくさん使っているのが特徴です。

2010年初の試みとして始まった山伏山の茅の輪くぐりも5年を迎えます。
修験道との関わりが深い山伏山のパワースポットから、不思議パワーを是否持ち帰ってください。