祇園祭 神幸祭神輿渡御 いかはりましたか。
午前中の山鉾巡行が進み、鉾町に戻ると、山鉾は解体され格納される。
これで祇園祭は終わったわけではない。これからが始まりである。
そして午後16:00、祇園祭神幸祭の神事が八坂神社で執り行われ、
寺町四条お旅所までの神宝列・神輿渡御の出発となる。
四条通祇園石段下が人垣に包まれている頃、境内では神幸祭と渡御の準備が行われ、
舞殿の周りを一周し、南楼門から出御し、元祇園を折り返し(中御座・東御座)、東大路に出て、
右北に進み西楼門前(祇園石段下)に三基は出揃う。
ここで三基と東若御座が、6時半頃より順次「差し上げ」と「差しまわし」を行い、神輿渡御出発式となる。
石段下では、中御座、東御座、東若御座、西御座が入り、「差し回し」が行われる。祭りコミュニティの結束は固い。どの男達の顔も誇らしげである。
観光イベントにはない、地域の熱が伝わってくる。 更に地域の若者の参加をや子供達の参加を促していってほしい。気力のない現代の特効薬がここにはある。 そう感じたのは小生だけではあるまい。市長・知事の挨拶が行われた。市長は何を感じ取ったであろうか。
そして、粛々とお祓いが行われた。左・右・左(さ・う・さ)の作法に、神輿担ぎ達の頭は自然に下った。
いざ 出御!
二基(中御座・西御座)は四条通を東へ、
二基(東御座・東若御座)は東大路を北へ進み、祇園町を通り、
各々氏子町の所定コースを練り歩いた。