mikoshiarai-20140710_01宮川(鴨川)から汲み上げ、神官により清祓された水で中御座神輿を清める「神輿洗い神事」の皮切りとなる「神輿洗報告祭」が、清々講社役員および宮本組組員の参列のもと八坂神社本殿にて執り行われた。
台風の影響を見定めながらギリギリまで決まっていなかった神輿洗いは例年通りの形となった。
(残念ながら、午後4時半からのお迎え提灯行列は中止された)
 
mikoshiarai-20140710_03四若神輿会の駕輿丁たちが、「ほいっと、ほいっと」、「ほいっと、よいと」とのかけ声で西の楼門から本殿南の神輿蔵へと向かってくるのが合図かのように本殿前に集まっていた宮本組組員は準備を整える。 
 

四条大橋に赴く中御座神輿が神輿蔵から出され、南楼門から二軒茶屋前参道に置かれる。

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見えるか見えないかの同じタイミングで宮本組員は、本殿内に入った。そのあと清々講社の役員方が本殿に迎い入れられる。

mikoshiarai-20140710_20mikoshiarai-20140710_21神輿洗奉告祭がお祓いとともに始まったようだが中は窺い知れない。
つづいて神輿蔵から、西御座、東御座神輿が出され舞殿左右に置かれた。
 
mikoshiarai-20140710_46mikoshiarai-20140710_57舞殿では、錦神輿会の駕輿丁が西御座の装飾品を装備し、本殿では宮本組、清々講社役員が神輿洗奉告祭、南参道では中御座に四若が轅(ながえ、長い担ぎ棒)を装着、境内では、三若神輿会の役員連が待ち構える、という祭の主役達が顔を揃え、神幸祭へ向けそれぞれの役割を遂行している。

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神輿洗奉告祭は約一時間に亘るが、宮本組は神輿会や取り巻く観客たちが見ているものを見えず(見ず)、多くの人は神輿洗いの主催者の姿、祭の神髄であろう神と人とのやり取りを見ることはない。千年の間、変遷はあったと思われるが、感慨深いものだ。

この後、大松明で神輿洗が通る道を清める、道しらべ(道清の儀)とつづく。