中御座神輿の御供社へ到着、神饌御供え

御供社(ごくうしゃ)は、二条城・神泉苑の南にある八坂神社の境外末社で、神泉苑の南端にあたり、御霊会のときに斎場が設けられ、祗園社の神輿三基が順次巡行し、一時安置され神饌が御供えされた。

久世駒形稚児、綾戸國中神社宮司、久世氏子は御供社への早々に参拝を済ませ中御座の到着を待つ。
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午後7時頃、三条通りを中御座が巡行してくると御供社では三管三鼓の雅楽が厳かに演奏され始めた。

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近くでは神輿を迎える祇園太鼓が鳴り響いて歓迎ムードを盛り上げる。
「ホイッと」「ヨイッと」と駕輿丁のかけ声とともに提灯がつけられた中御座神輿到着し、神輿振り、差し上げが行われ台座に下ろされた。

大政所御旅所とともに、大政所神輿(素戔嗚尊、スサノオノミコト、中御座、主祭神)、八王子神輿(八柱御子神、東御座、子とされている)、少将井神輿(櫛稲田姫命、西御座、妻とされている)が相次いで合流する。祭の行列を点検する「列見の辻」ともいわれる。3基の神輿が御供社前に安置され、神饌を供え奉饌祭が行われる。

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神輿は、四条寺町にある御旅所に一週間鎮座後、この地に移るため「又旅社、またたびさん」とも称される。
輿丁たちは、神輿弁当を食べたり、休憩のためその場を後にする。
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三若神輿弁当三若神輿弁当kankousai_shinpo_55

祇園社に還る

祇園祭の神髄となる神泉苑、御供社での神事が終わるといよいよ一ヶ月間の祭も終盤となる。
ご神宝を連れ立ち降り立った主祭神の中御座神輿は沿道の人に見送られ京の町中から東山八坂へと帰路につく。

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