神輿を担ぎ、神の力を借り
悪霊を退治しに行く。
もしかしたら死ぬかもしれない行為です。

だから白装束(死に装束)で向かいます。
すなわち死ぬ覚悟です。

鉢巻・法被・晒し・木俣・手甲・足袋。
全て白です。

その時、担ぎ手は神の子となるのです。

この衣裳を着る時は、
まず裸になり家の中で足袋を履きます。
そして晒しを巻き、木俣、法被を着て、足袋を履いたまま外へ出ます。


子供の頃、新しい靴を買ってもらい、嬉しくて家の中で履いてそのまま外へ出ようとして、おばあちゃんによく怒られたもんです。
「それは死人さんのする事や!」と…

担ぎ手は非常識が常識なのです。

それと我々、神の子になってる間は女性との接触は禁止されてます。
だからこの衣裳は自分で洗い、アイロンもあててます。
嫁はんには触らせません。

本来、食事も女性の作った物は食べてはいけないのです。

千葉 博則
千葉 博則

文、写真は、刺繍のとおり、三若 祗藤会 千葉 博則さんのもの。
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