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京の歴史の移り変わりとともに現代まで連綿と受け継がれてきた祇園祭は、京都だけでなく日本を代表する祭礼として名高いものであり、絢爛豪華な懸装品で装飾された山鉾は「動く美術館」とも称され国の重要有形民俗文化財に指定されているほか、ユネスコの世界無形文化遺産にも登録されています。

そして、昨年には大船鉾が150年の時を経て復興され、また後祭巡行が49年ぶりに復活するなど、祇園祭には伝統と共に常に変化があります。

▲鶏鉾 後懸 メダリオン中東連花葉文様 インド模織絨毯
▲鶏鉾 後懸 メダリオン中東連花葉文様 インド模織絨毯

今回の展示では、祇園祭における山鉾の歴史や文化について、江戸時代の古記録なども展示しながら、その魅力を紹介してゆきます。

主な展示品
■鶏鉾 前懸 中東連花葉文様 ヘラット絨毯 江戸時代後期 1枚 重要有形民俗文化財
■鶏鉾 後懸 メダリオン中東連花葉文様 インド模織絨毯 江戸時代前期 1枚 重要有形民俗文化財
■鶏鉾 胴懸 大斜め格子草花文様 インド絨毯 江戸時代後期 2枚 重要有形民俗文化財
■『都名所図会』■『諸国年中行事大成』■『宝永花洛細見図』六■菊水鉾巡行模型■菊水鉾巡行模型■月鉾模型■長刀鉾鉾頭模型

記録される祇園祭
▲祇園御霊会細記
▲祇園御霊会細記

祇園祭は古来さまざまなかたちで記録に残されてきました。江戸時代になると、人びとの手に取りやすい本が刊行され、祇園祭の詳細はより広く伝えら れるようになりました。例えば安永9年(1780)に秋里籬島によって著された『都名所図会』には、祇園祭の山鉾巡行の様相が、竹原春朝斎の描いた挿絵入 りで紹介されており、長刀鉾の巡行や見物人の様子など、往時の賑わいを彷佛とさせます。また、祇園祭の概要や登場する山鉾などについて挿絵入りで紹介した 宝暦7年(1757)刊行の『祇園御霊会細記』には、当時巡行に登場していた34基の山鉾が一基ずつ紹介されており、往時の様相を知る貴重な資料となって います。

 

京のまつり

☆★☆ 祇園祭-山鉾巡行の歴史と文化- ☆★☆
■会   期:2017/6/27 ~8/23   10:00~19:30
○会期中展示替えがあり
■会   場:京都文化博物館 2階総合展示室
〒604-8183 京都市中京区高倉通三条上ル東片町623-1
■主   催:京都府、京都文化博物館
■協   力:公益財団法人祇園祭山鉾連合会
■入  場  料 :一般500円、大学生400円、高校生以下無料
*上記料金で、2階総合展示と3階フィルムシアターがご覧いただけます。
■お問合せ:075-222-0888
■URL    :http://www.bunpaku.or.jp/