もう神輿洗いも済み、本日の夏越祭で一ヶ月あまり続いた諸行事は終わりを告げる。

寄稿 葛城 トオル

祇園祭とは古代ユダヤのZION祭である。

これは冗談ではない。なぜなら4年ほど前にテレビで「祇園祭というのは起源と経過と結果が古代イスラエルのシオン祭と全く同じである。」と当時の祇園祭鉾町連合会の会長さんである深田茂さんが言われた言葉である。
古代イスラエルのソロモン王の時代に疫病が流行り、それを鎮めるための祭がシオン祭である。当時聖地エルサレムをシオンと呼んでいたからだ。
そう考えてみると共通点があり、謎が解けたりもする。

この八坂神社の疫病の神様は牛頭天王である。

奈良国立博物館蔵の牛頭天王

そのビジュアルといえば頭が牛、身体は人間という姿である。
さてこの姿、ギリシャ神話に出てくるミノタウロスそっくりではないか?
ミノタウロスがもし疫病の偶像として造られたならば、ラビリンスの迷宮奥深くに幽閉された意図を考えてみれば、それが牛頭天王として祀られて不思議はないだろう。
それにこの牛頭天王の木像は秘宝中の秘宝。写真さえも公表されていない。
これはまさに疫病なのでオモテに出せないという観点からも合致するではないか。

そんな話と八坂神社を創建した古代の豪族八坂氏

このヤサカという名前はイヤサカ・ヤハウェというキリスト教の神を表す言葉であるというのも有名な話である。
その八坂氏などと親密な関係にあった秦氏などはカザフスタンからの渡来人で、ネストリウス派キリスト教の信者であったとも伝わる。
秦氏関連の神社や稲荷の社殿や鳥居が朱色に塗られているのは、モーゼがエジプトから脱出した際に殺戮の天使に追われたが、羊の血で家の門を赤く染めたので結界ができ、助かったということだから それに習っている。
ここでふと気が付く

夏越しの際に 茅の輪くぐりをするがこの茅の輪というのは、元は「血の輪」だったのではないか?そしてその小型化されたものを家の玄関に吊るしておくことで、
結界を張り疫病の侵入を防ぐというのも関連があるだろう。

では、これらの事と河童がどう関係あるのか。

牛頭天王という疫病の神様は鴨川に棲むということ。祇園祭で重要なのは、この神輿に牛頭天王が乗って行幸する。
京都では祇園祭の行なわれる7月には胡瓜を食べないということ。それは八坂神社の紋が胡瓜紋という胡瓜を切った断面図に似ていることからそういう信仰が生まれた。それと同時に全国に疫病が拡まったのは水辺に棲む怪しいヤツ=河童が、牛頭天王の眷属、すなわち手下として疫病を振り撒いているのではないかという考え方が、河童と胡瓜の関係を示唆し、胡瓜が河童の大好物というふうに結びついたと私は解釈している。

本来、7月17日から24日 神様が神輿に乗って、鴨川に棲まない一週間だけ人間が川原を使って呑み喰いを始めたのが川床の起源であるが、年々川床の期間が長くなっている。掟を破ったのか、知らないのかの人間達の振る舞いに、きっと牛頭天王は困惑しているであろう。

葛城 トオル

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能・歌舞伎・狂言・謡曲などで語り継がれている「土蜘蛛」。 土蜘蛛が源頼光・渡辺綱と闘う口上にて汝知らずや我昔、奈良の葛城山にて年を経し土蜘蛛の精魂なりというくだりを聞き、これこそが古代豪族葛城氏を指すと認識し、それ以来妖怪の起源伝承を伝えることに使命を感じています。
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葛城 トオル氏に関してはこちらにも記事があります
速報!妖怪の子孫、正体現す。http://kyotocf.com/?p=10919